おもしろい本を見つけたのでご紹介♪
林伸次さん著書の『大人の条件』
著書の林さんは、渋谷でbar bossaというワインバーをされている方です。いやー、行ってみたい。友だちを誘って行かねば♪(笑)
本書は、大人に限らず学生のうちから読んでおくと勉強になる本ですね♪ 堅い話ではなく「こういう資質があるといいよね」と教えてくれる感じです。
林さんの書く文章は優しくて読みやすい。noteでも毎日一本投稿されているので定期購読するか迷い中であります。

やはり本を読むと出会いがありますね。
実際に合ったわけではないですが、著者の方とお会いして話を聞いているような感覚になります。本の力ってすごいですね。
では、本書を読んだ私なりに感じたことをまとめていきます。
大人で備えておく資質はコレ!

それでは、私が解釈した『大人の条件』をまとめていきたいとます。
⬆主にこの3つになりました。1つずつ詳しく見ていきましょう。
相手の気持ちを考える
相手の気持ちを考えるのは当然のことですよね。自分勝手では生活できない社会です。
しかし、相手の気持ちを考えているつもりでも、時として誰かを傷つけている可能性があるのでは?
知らない間に誰かを傷つけている

SNSの普及で誰もがすぐに発信できる時代ですよね。簡単に発信できる分、軽い気持ちでやってしまうことがあります。
たとえばテレビや映画、本などの感想などで、
- つまらなかった
- おもしろくなかった
⬆このような事を言っていませんか?
もちろん、批評がフィードバックとなり改善に繋がることはあります。ただのネガティブな感想をこぼすだけでは、作成者を傷つけるだけなのでやめましょうということですね。
著者の林さんも、悪口に便乗するような発言をしてしまったせいで人を傷つけたことがあるそうです。

悪口は自分に返ってきますね。
相手の気を悪くしてしまうし自分も嫌な気持ちになるので、ポロッと出てしまいそうなネガティブ発言はやらないほうが吉♪
好意はストレートに!

これは本当にためになる話だと思いました。あなたは好意を寄せる相手に告白をするときって、どのような言葉をイメージしますか?
およそ『付き合ってください』をイメージするのではないでしょうか。しかし、それだと相手にはうまく伝わらないことだってあるんですねぇ。
では本書の言葉を少しご紹介します。
そうではなくて、「好きです。でも返事はいりまえん。少しずつ僕のことを知ってください。そしてもし時間があったら、食事や散歩になんかに付き合ってください」と伝えてしまうのが正解だと思います。
出典元:林伸次『大人の条件』
⬆どうでしょうか。もちろんコレが全てだとは限りませんが、このように告白されると気持ちが良いですよね♪
よっぽどのことがない限り好意を寄せられて嫌になる人はいないと思いますので。付き合ってくださいだと、その場で答えを出さないといけないような気がして焦っちゃいます。
それなら好意を伝えて、答えは必要ないよと言うほうがスマート!

告白するときも相手の気持ちを考えて、好意を伝えてみよう!
自分の正義を振りかざさない
これは『相手の気持ちを考える』にも通ずるところがあります。
- ありがた迷惑
- いらない善意
⬆これらについてお話してきます。
ありがた迷惑、いらない善意

はじめにこちらの記事を参照します。
地震が起きた際に、被災地に送る支援物資の話になります。災害が起こってしまった時に何か支援してあげたい気持ちになりますよね。
実際に支援物資を送られた方もいるかと思います。しかし「現地の人は本当に必要としている物なのか問題」が発生します。
上記の記事によると、不要だった支援が書いています。
- 千羽鶴・応援メッセージや寄せ書き
- 成分表が読めない海外食品(アレルギー成分がわからないため)
- 冷凍食品(冷蔵庫が使えないため)
- 保存食以外の食料(缶詰・瓶詰・カップ麺も賞味期限が切れたものは不安)
- 古すぎる古着・洗濯していない毛布・布団・下着など
- 自分で食料などを確保できないボランティア
このように、良かれと思ってやっていたことが相手にとっては必要ないことだってあります。とはいえ、なかなか難しい問題ですよね。何が必要なのか確認が取れるといいのですが…。
支援物資ならまだしも、人の気持ちを確認するのは難解です。(笑)
◯では、身近な話で考えてみましょう。
友だちや家族、SNSで発信するときに「いらない善意の言葉かけ」をしてしまっていませんか? 相手にとっては不快に感じている場合だってあります。
たとえば「安易な同情」でしょうか。

あなたに私の気持ちなんてわからないよ!
⬆ドラマでこのようなシーンがありますよね(笑)
善意で発した言葉が相手を傷つけてしまう。正義だと思ってしたことが相手にとっては迷惑だった。
いやー、難しい。難しいからこそ日ごろから考えておく必要がありますね。
謙虚であれ

大人の条件は『謙虚であれ』←これに集約されるといっても過言ではありませんね(笑)
別で「謙虚」について書いた記事もありますので合わせて読んでみてください。
やはり「謙虚の人しか勝たん」です。
あなたのまわりで慕われている人を想像してみてください。どのような性格をしているでしょうか。おそらく謙虚ですよね。林さんも本書で、
すごく偉そうにふるまったり、自分の権力や地位のことを言いがちだったりする人でちゃんと成功している人って、あまり見たことがありません。
出典元:林伸次『大人の条件』
やはり、いくら能力があっても謙虚でないと、人は集まらずその先には行けないような気がします。
⬇こちらの記事ではノーベル賞を受賞するような成功者たちはみな謙虚について書いていますので、よかったら一緒にどうぞ♪
まとめ
⬆これら3つでまとめてみました。
ほかにも大人のマナーや仕事、人間関係について詳しく書かれていますので、ぜひ本書を手にとってみてください♪
本書を読んだあとは林さんの『恋愛論』が非常に好きになりました。恋愛についての本を10〜20冊購入して勉強することもあるそうですよ♪
noteでは質問に答えることもされているのでとても勉強になります。林さんのようなダンディーな大人になりたい!(笑)
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