○行動嗜癖とは?
嗜癖とは、害があり、それなしでいることが難しくなった体験に、みずから強く執着することだ。物質の摂取を伴わずとも、強い心理的欲求を短期的に満たし、その一方で長期的には深刻なダメージを引き起こす行動にて抵抗できないとき、それを行動嗜癖と呼ぶのである。
出典元:アダム・オルター (著), 上原 裕美子 (翻訳)『僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた』ダイヤモンド社(2019)
簡単に言うと依存症と似たような意味でしょうか。
では現代の行動嗜癖とは?
上記の説明にある『物質の摂取を伴わずとも』という部分が大きいです。
それがまさしくインターネットです。ではもう少し詳しく見ていきましょう。
40%の人がすでに依存症かもしれない

みなさんは1日にどのくらいスマホを使っていますか?

クイナ
暇さえあれば眺めてるかな。
私の場合は暇さえあればTwitterを見たりYouTubeを見たりしています。
ほかにはドラマや映画を見たり、Instagramを眺めている人も多いかと思います。
さらには、

アグーぶたくん
LINEやメールを常に気にしてしまう…。
連絡や通知が来ていないか気にしてしまうこともありますよね。
日常の一部過ぎて依存のという感覚は薄いかと思います。
では、どのくらいの人々がネット依存になっているのか?
リンク
⬆︎こちらの本によると、
最大40%の人がネット関連の依存症を抱えている。
これは2019年に日本で出版された本なので、ネット社会がますます発展しさらに増えていくかもしれませんね。
また、アメリカの大学生を対象にした研究も挙げられていました。
- 大学生の48%が「ネット中毒」
- 残りの40%は境界線または危険性がある状態

クイナ
約半分の人がネット中毒。
ここまで来るとネット依存からの脱去はなかなか難しそう。
依存からの脱去は無理やり止めようとすると逆効果になるのでうまく共存していくほうがいいそうです。
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