
ハッキングからNFTや暗号資産を守ろう!
これからますますNFTや暗号資産を持つ人が増えてきます。
それをいいことに漬け込んでくるのが悪質なハッキングです。ハッキング被害のツイートが後を絶たちません.....
⬆︎このようにNFTが盗まれたり、人気NFTコレクションのDiscordが乗っ取られ、あたかも公式から出された情報だと思わせて、詐欺のURLを踏ませるといった行為が発生しています。
そもそも論として、オフラインで保管できるハードウォレットを購入するのもいいですが、その前に『簡単にURLを押すな!』です。
URLからがすべてではないですが、初歩的な自衛としてURLを簡単に押さないようにしましょう。
また、Voicyでaki社長が自衛のポイントを述べていました。(無料で聴けます♪)
ということでした。詳しくはVoicyを聴いてみてください。無料で聴けますので♪
こららの自衛を踏まえた上でも詐欺やハッキングの油断はできません。そこでハードウォレットの登場です。オススメなのが「Ledger Nano S Plus」
ハードウォレットでハッキング対策

ということでボクも「Ledger Nano S Plus」というハードウォレットを購入しました。
正規で購入しないとウイルスが入っている可能性があるということで、公式サイトから購入。本社がフランス?にあるので注文して届くまで約3週間、、、長かった。ようやくかといった感じですw
ハードウォレットとは

そもそもハードウォレットって何なの?
という事なんですが、雑に説明すると......
金庫に資産を入れておくようなもの。
ざっくりと「金庫」だと思ってもらえばOKです。
基本的には、MetaMaskに暗号資産やNFTを保管してますよね。それだとズボンのポケットに入れているようなものなので、危なっかしいです。
さすがにズボンのポケットは言い過ぎかもしれませんが、そのくらいの感覚でいた方が自衛として良いかもしれません。
ハッキングの被害額
先ほど挙げたハッキング被害は、人気NFT「Neo Tokyo Punk(NTP)」の作品が5つ流出したとおっしゃっていましたね、、、

NTPさんのコレクションの価値がさら上がる可能性もあるので、被害額は30万円以上ともいえます。
さらに、プロジェクトによってはコミュニティの会員証のような役割も果たすので、金額以上の損失と捉えることもできます.....

ハッキングの恐ろしさを実感...
はじめは「自分は大丈夫だろう。」なんて甘い考えをしていましたが、ハッキング被害を目の当たりにすると他人事として考えるのをやめました。
そこでハードウォレットの購入に乗り出します。
Ledger Nano S Plusの設定

公式サイトから注文をして約3週間。おそい!w
外国からの発送なのでしかたなしですが、購入すると決めいている人は早めの注文をおすすめします.....
フランスからの発送ですね。ボクもハードウォレットが届いたときは「何買ったのあんた⁉︎外国からって怪しいんだけど!」と家族に言われましたw

サイトでは、右上の言語設定で「日本語」に変更できるので便利です。

- Ledger Nano X→23937円
- Ledger Nano S Plus→11549円
容量が大きいXもあるのですが、容量や値段的にもS Plusで十分かと思います。
初期設定の方法
ここから、実際に使ってみた様子を共有していきますので、一つでも参考になれば幸いです。
初めにLedgerアプリをダウンロードします。ダウンロードのページはこちら
ボクはMacBook Airを使っているので「デスクトップアプリ→Mac OS」のアプリをダウンロードしました。

アプリのダウンロードが終わりましたら、さっそく起動させていきましょう♪

サーブス利用規約とプライバシーポリシーを確認してチェックを入れたら「Ledgerアプリを開く」

ボクはNano S Plusを買ったので真ん中を選択。

初めての使うので一番上を選択。

説明のページになるので読みながら進めてみてください。

ここからはデバイス本体も触りながら進めていきます。
- 余裕を持って作業できるよう、30分ほど時間を確保しましょう。
- ペンを用意してください。
- 作業は1人りで、安全かつ静かな場所で行ってください。
このように記載されています。

アプリの指示通りに進めないとミスをしてしまうので、ゆっくり慎重にやってみてください。

デバイスを起動させたときに設定した4〜8桁のPINコードを入力していきます。
※ボクはアプリをダウンロードしてる間にデバイスを適当に触っていて、先にPINコードの設定をしてました(^^;;


リカバリーフレーズの確認になります。絶対に紛失しないようにメモをとりましょう。

ボクは付属のメモ用紙に書き留めました。万が一紛失してしまったときのために、手帳にも書いておきました。
デバイスを見ながら24個のフレーズを間違えないように記入してくださいね。

- 絶対にコンピューターやスマートフォンなどのデバイス上に入力しないでください。写真に撮らないでください。
- 絶対に24単語を誰かと共有しないでください。
- 必ず他の人に見られない安全な場所に保管してください。
- Ledgerがリカバリーフレーズを尋ねることは絶対にありません。
- 他人、もしくは何らかのアプリケーションがリカバリーフレーズを要求してきた場合、それは詐欺です!

単語の間違いがないかもう一度確認しましょう!

その後は、暗号資産についてのクイズがありました。

そしてクイズに不合格してしまうwww

ほかにも正規品チェックがありました。

両方のボタンを押して正規品かどうか確認していきます。

正規品であることが確認できました。
これで設定は完了です。
お疲れ様でした〜
イーサリアムアドレスを入手する
設定が終わったのでハードウォレットのイーサリアムアドレスをインストールしていきます。

アプリカタログからEthereum(ETH)をインストールします。

⬆︎この画面が出ますのでデバイスのバタンを押します。
これでインストール完了です。

試しに「受け取る」を押して進めてみてください。ハードウォレットのイーサリアムのアドレスが表示されますので♪
MetaMaskにハードウォレットを接続
イーサリアムアドレスが入手できたので、こちらのアドレス宛にNFTを送ればいいのですが、ボクはその前にMetaMaskと接続させてみました。
これは必要な設定ではありませんが、どんな感じになるか繋げてみました。

MetaMaskを開き、右上にある丸いアイコンを押します。

「ハードウォレットの接続」が出てくるのでそちらをクリック。

Ledgerを選択。
その後は、デバイスの接続とアドレスの選択をしました。それがうまくいくと接続完了です。

⬆︎MetaMaskに表示されていますね♪
NFTをハードウォレットに移動される
実際にNFTをハードウォレットに移していきたいと思います。OpenSeaから移動させてみました。

大人気のNFT『CryptoNinja Partners(CNP)』のナルカミを移動させてみます!
右上にある紙飛行機のようなマークを押します。Transferボタンですね。

移動させたいアドレスの入力です。ここでは絶対に間違えないようにコピペしてください。

MetaMaskに接続した方は、こちらからコピーするのもいいですし、

Ledgerアプリの「受け取る」を表示させてからコピーする方法もいいですね。

ボクが移動させるときは、ガス代は約300円でした。
今回送ろうとしているNFTは、2022/06/15現在だと、最安値で0.2ETH(約3万円)の価値があるので、もしハッキングされた場合のことを考えると、300円のガス代なんて大したことないですね。

⬆︎無事移動させることができました。

OpenSeaのコレクションで見てみると、無事到着しているのがわかります♪
みなさんもぜひ移動させてみてください〜
Ledger Nano S Pulsが壊れてしまったら?

もしデバイスが壊れたどうなるの⁉︎
もし壊れたらどうなるの⁉︎と不安になりますよね。
でも安心してください。
秘密鍵のメモを保管していれば問題ありません。秘密鍵を入力すれば引き継ぎができるようになっていますので、また新しいデバイスを購入すればOK。
USBメモリのような感覚でいるかもしれませんが、ハードウォレットの中にNFTや暗号資産が入っているわけではなく、それらを動かす権限が保管されているだけなので。
ハードウォレットの故障より怖いのは、秘密鍵を紛失・流出させしまうことなので、みなさんも一緒に気をつけましょう。
まとめ
さいごにまとめです。
被害を防ぐために、とことん自衛をしていきましょう。送料も合わせると、たしか約1万3000円?と高い気がしますが、もし被害にあった場合、どのくらいの損失になりますか。
損失額で見るとハードウォレットの金額なんて大したことないと思います。
しかし、とにかく到着までが遅い!!!w
ハードウォレットが到着するまで、ハッキングには全力で気をつけてくださいね。
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