こんにちは。クイナです。
モデリングとは心理学の用語として使われることがあります。
心理学と聞くと「何だか難しそうだなぁ」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
わかりやすく言い換えると、
『成功者をマネること』
ということです。端的でわかりやすい!
参考記事⬇
ではさっそく、モデリングのやり方について実体験をもとに解説していきます!
成功者をマネて自分の力を底上げする

人は歴史から様々なことを学んできたように、現代においても先人の知恵を学ぶ方が効率的です。先人の技術をマネすることも同じですね。
ざっくりとした例
小学生のころに野球を始めたとします。となると、まずはプロ野球選手の投げ方や打ち方をマネすると思うんですよね。マネをするのは、お父さんやお兄ちゃん、誰でもいいです。
⬆上手な人から吸収してだんだん自分のものにしていく感じです。
簡単な例ではありましたが、何事もはじめに自己流で進めていくのは難しいですよね。
とはいえ、大人になると素直にマネをすることができなかったりしませんか? ずっと壁にぶつかり続けて、ムダな体力を消耗しているなんてこともあります。
モデリングの実例をご紹介!
⬆こちらの『最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方』に記載されている実例を簡単にご紹介!
一つの例として左官職人の話が挙げられています。

自分が塗っている動画をひたすら撮影し、名人の動画と比べながら少しずつ名人の動きを真似ていくことで、最短で上達ができるようになっているのです。
工藤勇一・青砥瑞人『最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方』SBクリエイティブ(2021)
⬆自分と名人とを比較しながら真似していくということなんですね。
左官の仕事は、職人になるまで10年もかかる世界だそうです。しかし、モデリングを行うことで6年も短縮させて、なんと4年もすれば一人前に成長させるとのこと。

6年も短縮なんて、シンプルにすごすぎる。
すべてがすべて上手くいくとは限らないにせよ、モデリングをしない理由がないですよね。
成功者でさえモデリングを行っている
もう一つおもしろい本をご紹介。
著者は同時通訳のプロ、小熊弥生さんです。
様々な分野でトップに立つ人たちの通訳をしてきたスーパーすごい人です。その小熊さんが、身近で見てきた成功者たちの理念や行動をまとめた本になります。
そして、本書の中にも『モデリング』について述べられているんですね♪
一流の人たちほど、ひとたび学びが必要だと判断したら、それを達成している人=最良の先生(モデル)を見つけて学びます。そして、自分にとって必要なもの、良いものを素早く取り入れているのです。
小熊弥生『世界一100人を同時通訳してわかった 「最速」で結果を出す人の成功哲学』光文社(2020)
⬆ここでいう成功者は、ノーベル賞を受賞した人たちや世界を魅了する人たちのことです。
そういった偉人でも、モデリングをしている事実がありますので、私たちも積極的にするべきですね!

どのようにマネをすれば力になるのか考えるのも楽しそう!
私の実体験の話

学生時代のアルバイトのことを思い出しました。
当時はフィットネスジムのインストラクターをしていたんです。

利用者は、トレーニングマシンを初めて使う30代〜50代の方が多く、初めてマシンを使う人ばかりなので、丁寧な案内が求められます。

はたして、自分は案内できるのか!?
最初は不安でしかなかったですね。当時はもちろんモデリングなんて言葉も知りません。
ですが、はじめの研修期間3ヶ月は、社員さんが1から教えてくれることをそっっくりそのままマネするようにしてました。
無意識にモデリングをしていた
社員さんの言葉遣い、姿勢、目線、誘導の仕方、マシンの使い方など。何から何までマネをしてメモ帳はびっしりです。社員さんに引かれるほど書き込んでましたね。
⬆その結果、不安は解消して、自信を持って案内することができるようになってました。
社員さんは一人ではないので、社員さんによっていろいろなアドバイスをくれます。慣れてくるとその中から、自分に合うものも取り入れていくようにしていました。

あの頃は、無意識にモデリングをしていたのかぁ。
兄弟の実体験(野球)
私は、野球一家だったのでみんな野球小僧でした。(笑)
その中に大学まで野球を続けた弟がいますので、弟が体験したモデリングについてお話していきます。
まず、どのようなプレースタイルだったかというと、打撃では、ランナーがいるときはバント。守備では、内野手で堅実にさばく。サポートタイプですね。ホームランなんて夢のまた夢という感じ。(笑)
そんな弟が、大学へ行っても野球を続けることに驚いたのですが、その驚きを上回る連絡が来たんです⬇

なんと、木製バットを使う大学野球でホームランを打ったという報告が!
木製バットって本当に飛ばないんです。どん詰まりすると手がかなり痛いですよ。(笑)
高校のスタイルから考えると本当に信じられませんでした。ではなぜそこまでの力をつけたのか聞いてみると、もちろん良い指導者に恵まれたと言っていましたが、

イチロー選手や川崎選手の動画を見て、ひたすら研究して真似した!
と言っていました。
身長は高くないとはいえ、すらっとした体格はお二人に似ているので、スタイルが合っていたところもあると思います。
YouTubeにはスポーツ選手の動画がたくさん載っていますので、娯楽だけでなく勉強や研究としても使えますね♪(笑)

最終的に、3本のホームランを放ったそうです。
モデリングの力だけとは言いませんが、確実にモデリングには効果ありですね♪
社会人になってもモデリングを続けるべき
社会人になっても、モデリングしていくことに変わりません。
私は基本的に、すごいと思う先輩や有名人の真似をして成長するように心がけています。
やっぱりその方が、力の底上げになるんですよね。
ノーベル賞を取るような人たちでも真似をして吸収しているので、私のような凡人が真似をせずに壁を超えられるはずがありません。(笑)
ほかにも、モデリングで成功している人についてまとめた記事も載せておきますのでよければどうぞ♪
まとめ
今回のテーマは『モデリングのやり方』でした。
成功者のマネをして、自分の力を底上げする!
紹介した本の著者、小熊さんは、『モデリングを素早く行う素直さが必要』だと述べています。
人の真似をするのって、引け目を感じたりプライドが邪魔をしたりすることありますよね。そんな気持ちは取っ払って、自分の成長を優先しましょう♪
「パクリだ!」
「著作権の侵害だ!」
となるようなマネはもちろんダメです。良質なパクリをしていきましょう!(笑)
クイナ
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